過払い請求を依頼した場合の費用・報酬

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過払い請求は、司法書士などに依頼してなされるケースが多いですが、依頼をすると費用が発生します。この費用はいくらぐらいかかるのでしょうか。かつては、司法書士会や弁護士会で報酬に関する規定があり、上限と下限が定められていました。しかしこれは自由な報酬の競争を阻害するということで撤廃され、現在では各事務所ごとに自由に設定されています。

報酬には、まず相談のみの段階で相談料がかかる場合があります。法律相談のときにかかる報酬は、一般的には、1時間5000円程度が多いでしょうか。しかし、法律相談のうち、借金・債務の相談については相談無料という弁護士や司法書士が多くなっています。借金の問題に悩む方は、相談に費用がかかってしまうと、相談料が支払えないということで相談ができないということもありうるため、無料とされていることが多いです。

そして、過払い請求を依頼した場合の費用については、手続き開始のときの着手金と、過払い金返還を受けたときの成功報酬金があります。着手金は、ゼロから3万円程度、成功報酬は10%から30%ぐらいまでの幅があり、この組み合わせで報酬が決まることとなります。しかし、最近、報酬に関するトラブルが多発したことから、日弁連では、「債務整理事件処理の規律を定める規程」を制定し、平成23年4月1日に施行されました。この規定では、原則として、弁護士が債務者に面談し、弁護士費用等を説明すべきことや、他に負債がありながら過払金返還請求のみを受任することの原則禁止、債務整理事件に関する広告についての規制などが定められたほか、任意整理事件の報酬の上限についても定められました。

かつて司法書士会や弁護士会で定められていた報酬規定の撤廃については、公正取引委員会の主導で進められ、不正に競争を阻害しているのではないかという点が問題とされましたが、今回の規制による報酬の上限の設定については、公正取引委員会からは、合理的な範囲の規制であり、独禁法上違法とされるものではないということで、今回は問題視されなかったようです。

司法書士による過払い請求の費用
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このページは、webmasterが2011年4月23日 22:40に書いたブログ記事です。

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