過払い請求 最近の傾向

| コメント(0) | トラックバック(0)
最近、武富士が会社更生の申請をしました。
これは、顧客が過去に払い過ぎた利息の返還を請求する、過払い金の返還請求が後を絶たず、高止まりしていることがひとつの原因です。もうひとつには、貸金業法が改正され、年収の3分の1を超える借入がある人には、貸付が法律的にできなくなったことも原因とされています。

これにより、ライバルである大手消費者金融業者は、競争相手が減ったということになります。しかし、このことは他の消費者金融業者にもよい影響は与えませんでした。むしろ、悪い影響を与えました。

つまり、テレビや新聞などで武富士の会社更生法の適用が大々的に報道された結果、「早く過払い請求しないと、貸金業者が倒産したら支払いを受けられなくなる」との印象を、潜在的な過払い債権者に与えてしまったようなのです。

特に、完済をして、現在では貸金業者と取引のない過去の顧客は、特に焦って請求する必要がないため(厳しい取り立てを受けているわけでもないため)、今まではのんびり構えていたのに、急にお尻に火がついたようになり、請求が増加したのです。

こうなってくると、一部の弁護士や司法書士が言うように、早いもの勝ちのようになってきます。しかし、みんながそのように考えて、請求を集中させることで、本来倒産しない貸金業者が倒産するようなことになってしまったら、それはそれで問題ですね。なかなか難しい問題ではあります。

話は戻りますが、武富士については、過払いがあっても、もうほとんど返還を受けることは期待できないみたいです。平成23年の秋ぐらいに、ほんのわずかの返還があるようですが。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://challenge-kabaraiseikyu.com/mt/mt-tb.cgi/3

コメントする

このブログ記事について

このページは、webmasterが2010年11月 4日 18:09に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「グレーゾーン金利と過払い金」です。

次のブログ記事は「民事再生と過払い金の関係について」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。